白い旅
[本匠]
佐伯地方には東西に細長く
石灰岩脈(白いイメージ)が貫通している。
番匠川やその支流がこれを浸食し見事な景観を造形、
文人墨客に賞賛されてきた。
その渓谷美を旅する。
佐伯地方の山と海には、数え切れないほどのまほろばがある。
美しいだけではなく、そこには綿々と紡がれてきた物語がある。
私たちは、佐伯在住の人さえ知らなかった驚きと温もりの物語に出会うことになる。
ここでご紹介する旅を実行する際には、入念な準備と安全への十分なご配慮をお願いします。
ルートの状況は変化することがあり、現地での判断が重要です。自然環境を大切にしながらお楽しみください。
[本匠]
佐伯地方には東西に細長く
石灰岩脈(白いイメージ)が貫通している。
番匠川やその支流がこれを浸食し見事な景観を造形、
文人墨客に賞賛されてきた。
その渓谷美を旅する。
[上岡/弥生]
戦国の山城「栂牟礼城」に立つと
近世の山城佐伯城が指呼の間に見える。
二城に挟まれたこの地の
長い歴史変遷を偲びながら旅する。
[堅田]
堅田地方には
佐伯氏や毛利氏が残した史跡と物語が多く残る。
歴史の面影を辿りながら旅をする。
[上浦]
この湾はリーフデ号が投錨した湾でもあり
地名に伝承が刻まれている。
海部の人々の暮らしを偲びつつ
四浦半島と上浦湾を旅する。
[上岡/弥生]
霊峰彦岳に抱かれた
狩生、戸穴一帯には景行天皇巡幸、
大友宗麟猟場などに由来する独特の地名が残る。
豊かな歴史物語に彩られる土地を旅する。
[弥生方面]
佐伯地方の石灰岩脈が貫通した尾根に
彦岳、尺間山、石槌山と修験の岩峰が連なる。
信仰の対象となってきた
神々の峯を旅する。
[本匠]
「山部」は朝廷の品部に由来し
山林の産物を貢納する部民が住んだ
佐伯地方で最も古い歴史を有する。
広大な山中に営まれてきた
山に住む人々の暮らしを旅する。
[宇目]
佐伯地方最高峰の傾山に対面する天神原山一帯には
木浦鉱山の遺構群が眠っている。
神武天皇東征の伝承も残る、
神々しさ漂う宝の山を旅する。
[宇目]
佐伯五山と別称される
千メートル級の高山が屏風のように連なる。
四季折々の山岳景観が待つ
天空の稜線を旅する。
[直川]
この地は江戸期、
佐伯地方最大の百姓一揆の舞台となった。
古くは豊薩戦、近年では西南戦争の舞台にも。
辛苦の義民たちが暮らした里を旅する。
[宇目]
この道には豊薩戦や西南戦争に駆り出された兵や
蹂躙された地元民の悲哀の歴史が横たわっている。
兵どもの夢の跡を旅する。
[鶴見]
豊後水道に四浦半島と鶴見半島が突き出している。
雄龍と雌龍に譬えられる。
その一つの鶴見半島の尾根には
延々とシシ垣が築かれていて龍の背骨のようである。
その龍の背を旅する。
[米水津]
国木田独歩が二度登った九州百名山、
元越山が米水津湾を見下ろす。
湾を一周するように絶景の待つ元越山尾根を旅する。
[蒲江]
入津湾にかつての海の賑わいは去ったが、
その歴史的佇まいは今も変わらない。
美しい内海と神話世界を感得しながら旅する。
[蒲江]
豊漁の海に恵まれた蒲江。
文人墨客がこの地に集い瀟湘八景に模して
蒲江八景を詠んだ。
その八景を堪能しながら海に山に旅する。
To be continued
まほろばの旅は、まだまだ続く
佐伯地方には素晴らしい自然と歴史が埋もれている。これを再発見し、そこに歩く道のネットワークを整備して歩く旅ができるようにする。
現在、さらに新たなルートを仮選定しフィールドワークを実施中。